癒しと気づきの旅

〜歴史に向き合い、未来を探る〜
歴史遺産を訪ねるin台湾 《金門島・金瓜石・九份》


今では静かな歴史の一頁
しかし、訪れた人々を歴史のトンネルへと誘う

日本人が台湾に残した遺構をめぐる・・・

その土地の人々の暮らしを訪ね、未来を探る


  






 

ツアーで訪れる場所

・金門島(きんもんとう)
金門島(Kinmen Island)は、中国のアモイ(厦門)から十数キロメートルの場所にある島です。中国から目と鼻の先にありますが、台湾(中華民国)が統治する地域です。台湾の福建省政府が置かれ、行政上は福建省泉州晋江市に属しています。大金門島、小金門島および大胆島や二胆島など12の島々から構成されています。
・模範街(もはんがい)
金門島(金門県)の県政府がおかれている金城鎮の中心に、
ひっそりと建ち並んでいます。模範街はバロック風のレンガ造り、1階は回廊、回廊の上の2階部分はバルコニーになっています。台湾本土にも三峡老街や湖口老街など、模範街と似たような場所がある。しかしこれらと金門の模範街が違う点は、前者が日本統治下で造られたものに対して、後者は当時日本統治下でなく、金門にゆかりのある華僑達が造ったもの。模範街は金門出身の華僑が全盛期の時に、当時最もモダンで最先端な街として、東南アジアの華僑の街の模範となるよう造られた。
・三合院集落(さんごういんしゅうらく)
金門では歴史の爪あとが数え切れないほど残っている。面積が狭い金門では、政府によって保存を指定された古跡が21箇所にも達する。住宅には閣南地方特有の三合院の建築様式が用いられている。いたるところで素朴そのものの古い家が見かけられ、懐かしい雰囲気に包まれている。
・金瓜石(きんかせき)
台湾・北部の金瓜石。かつてアジア最大の金鉱。日本統治時代の1930年代に全盛期を迎え1987年に閉山。1894に露頭(金脈)が発見。その後、田中組や日本鉱業など日本人の手によって開発が進められました。宮殿のように大きな製錬所が建てられました。この地域に住んでいた当時の台湾人、日本人が、その頃の暮らしに思いを馳せます。
・九份(きゅうふん)
九份は、元々住人が100人にも満たない小さな村落でした。19世紀末に金鉱が発見されると、一攫千金を求める人々で人口は数万人に膨れ上がり、大きな歓楽地が出現しました。しかし、戦後日本人が去り、また金脈も尽きると町は、昔の静けさが戻りました。近年、映画「悲情城市」や「恋恋風塵」の舞台に採用されたことをきっかけにレトロな街並みが評判を集め観光客が増加しています。山肌にへばり付くように形成された街で細い路地と階段の坂が特徴的です。

 



ツアーで行うこと

「迪化街散策」
台北市に現存する最も完全でかつ歴史的意義の有る古い町並みで町の様子は、ミン南、西洋建築、現代主義及びバロック式建築の特色があります。
全省の織物、漢方薬、乾物の最大の卸、小売市場です。

「台湾の人々との交流」
台湾人から当時のことをお話しいただき、どのような時代だったのか振り返り、当地の未来について考えます。

 

「シェアリング」
気がついたこと、感じたこと、発見したことを参加者同士わかちあいます。

  
  





 

プログラム日程

日次 都市名 時間 内  容 食事
1日目 羽田
台北
金門島
午前
午後
夕刻

羽田空港より航空機で台北へ
台北・松山空港到着後、国内線で金門島へ
到着後、金門島の歴史遺産見学
金門島の人との交流
金門島内レストランにて夕食
金門島泊




2日目 金門島






台北



午前

午後
夕刻
伝統的家屋内で朝食(おかゆ)
*おかゆのお椀はお土産としてお持ち帰りいただきます。
金門島の人との交流
金門の中心「模範街」と附近の市場を見学
模範街にあるレストランにて昼食
金門の代表的な三合院集落を見学や日本による占領も紹介
国内線で台北・松山l空港へ
台北市内レストランにて夕食
夕食後、夜市見学
台北泊







3日目 台北

金瓜石

九份

台北
早朝
午前


午後

夕刻
ホテルにて朝食
日本統治時代に開発されたアジア最大の金山・金瓜石へ
金瓜石見学
レストランにて昼食
近年、映画「悲情城市」や「恋恋風塵」の舞台に採用されたことを
きっかけにレトロな街並みが人気の街、九份を見学
台北へ
市内レストランにて夕食
台北泊







4日目 台北






羽田

午前



午後
夕方
ホテルにて朝食
台北市に現存する最も完全でかつ歴史的意義の有る
古い町並みの迪化街散策
迪化街はお茶、からすみ等の問屋街で有名、お土産購入可能。
迪化街にあるレストランにて昼食
台北・松山空港へ
航空機で羽田へ
羽田空港到着後、解散





■旅行期間・代金

@2010年12月25日(土)〜12月28日(火)3泊4日間
188,000円+諸税(約10,000円)
一人部屋追加代金27,000円(3泊)

A2011年 1月22日(土)〜 1月25日(火)3泊4日間
168,000円+諸税(約10,000円)
一人部屋追加代金27,000円(3泊)
*諸税額は今後変更になる場合がありますのでご了承願います。

■利用予定ホテル 金門島:古暦民宿、台北:圓山大飯店
金門島では金門らしい情緒ある民宿、台北では歴史的な宿、圓山大飯店に宿泊します。
■利用予定航空会社 エバー航空、中華航空、全日空等
■食   事 朝食3回、昼食3回、夕食3回
■添 乗 員 ファシリテーター以外に1名添乗員同行いたします
■最少催行人員

8名(募集人員14名)

 



 

ファシリテータープロフィール

波多野 想
1973年生まれ。 台北市在住。東京工業大学大学院博士課程修了後、家族と共に台湾にわたる。
台湾では大学で建築を教えながら、日本統治時代に建設された日本人農業移民村の住まいや金瓜石鉱山の景観について研究を進め、同時に華僑が故郷・金門島に建設した洋楼や軍事施設について調査をおこなってきた。

現在は、主に金瓜石で、現地の博物館の人たちと、同地の未来について考えている。

Twitter: http://twitter.com/hataso / Tumblr: http://culands.tumblr.com/

 

お申し込み

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