癒しと気づきの旅

〜遥かなる谷・ヤルルン〜   ヒーリングハイク in チベット

《 2008年6月》

ファシリテーター
中村 進

 

地球、アジアの中心、そこには8000メートルの
巨大な山岳と氷河が創造されました。
紀元前、そのヒマラヤ山麓、
海抜4000mの高地に人間が住みはじめました。
彼らは大自然を崇め、独特な文化、信仰をもちました。

 





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 ツアーで訪れる場所 

・ヤルルンの谷

“ヤルルン”そこはチベット人の祖先たちが暮らし始め、初代の王が住み、そしてチベットの歴史が始まった悠久の谷。ゆるやかな広い谷の奥には無数の古墳が盛り上がり神秘的風景を見せています。その荘厳な景観は数千年の時を経てもなお 私たちを遥かなる時空へと誘います。 自然に生まれ、自然に帰り土と化してゆく人・・・・・。

ユンブ・ラカン

ヤルルンの谷の玄関ともいえる町、ツェタン。そこから約10`ほどのところに小さな王宮があります。これが紀元前 2世紀頃に建てられたといわれるチベット最初の宮殿で、初代王ニヤティ・ツェンポが住んだといわれています。文化大革命のとき、かなり壊されましたが、その後修復されました。宮殿の壁には天から降りてきたといわれる初代王の壁画が描かれています。

 

・ツェタン郊外農村

ゆったりと流れる時間の中で心豊かに生活している人たちの村を訪ねます。

・ボンバリ山

聖都ラサの東のはずれに、人々が「神の山」(ボンバ・リ)と呼ぶ4200mの山があります。山の下方には大きなタルチョ(祈りの旗)が掲げられ、毎日人々がお祈りに訪れます。斜面の上からはラサ川の辺に生まれた仏の地、ラサの全貌が望めます。

 

・ポタラ宮

聖都ラサを象徴する建物、ポタラ宮殿。かつてはダライラマの居城であり、政治をつかさどる国会議事堂のような役目を持っていましたが、現在は博物館となり一般人に公開されています。ポタラ宮殿は 7世紀ごろソンツェンガンポ王によって瞑想の場所として建てられましたが、それから1000年後にダライラマ5世によって50年間に及ぶ大拡張工事が行われ現在の姿になったといわれています。上部にはティールームがあり、また屋上から町を望むことができます。

 

・ジョカン寺

信仰深いチベットの人々が、ラサを巡礼する大きなお目当ては 7世紀に建造されたジョカンに安置されている釈迦牟尼の像といわれています。この釈迦牟尼は1300年前、中国、唐の長安からチベット王に嫁いだ文成公主が持参したもので、金と銀で作られ、真珠、トルコ石、サンゴ等で装飾されています。その神々しさは1300年のときを経ても今なお荘厳な輝きを放ち、私たちを悠久の世界へと誘います。

      

 






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ツアーで行うこと

「ヤルルンの谷 散策」
チベットの古代王の古墳地帯を歩いて、アジアの中央に生まれた 遥かなる国の歴史に浸ります。
 

「聖山 ボンバリ・ハイク」

ラサの人たちがボンバリ(神の山)と呼ぶ、4200mの山をゆっくりとハイキング。上部から望む仏の地、ラサの景観は素晴らしい。

 

「ツェタン郊外農村散策」

ゆったりと流れる時間の中で心豊かに生活している人たちを訪れ、散策し生活に触れます。

 
「チベット最古の王宮 ユンブ・ラカン、世界遺産 ポタラ宮 見学」
チベット最古の王宮・ユンブ・ラカン、かつてダライラマの居城だったポタラ宮を見学。

 

「ジョカン寺 見学」

1300年の歴史を持つジョカン寺見学。寺内にある釈迦無尼の像は 1300年前、チベットの王に嫁いだ分成公主が唐から持参したもの。
その神々しい美しさは私たちを悠久の世界に誘います。

 

 
「シェアリング」
気がついたこと、感じたこと、発見したことを参加者同士わかちあいます。
  








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ファシリテーター・プロフィール:中村 進(山の塾・中村ネイチャーハウス 主宰)

     

 

登山家:ディレクター・カメラマンとしてテレビドキュメンタリーの制作に30年携わ
り世界の辺境を旅する。
18歳より登山を始め、日本初の北極点到達。史上初のNTV世界最高峰チョモランマ頂
上生中継、上担当。1994 年クロスカントリースキーで南極点に到達し、日本人として初めて地球の三極点(チョモランマ山頂、北極点、南極点)に到達する。
1979年、日本初のチョモランマ偵察隊参加、開放直後のチベット、ラサに入る。
1999年中国登山交流20年記念、チベットの未踏峰リャンカンカンリ(7535m)世界初
登頂。
他チベット及びヒマラヤ登山多数。

*文部省登山研修所大学山岳部リーダー研修会講師。69-74
*群馬日野グループ・ハイキング教室担当89-94
*インビスタ世界の山旅、講師99-2005
*著書:「南極点スキーマラソン未知への旅」
      「北のはてのオットーと家族」
      登山技術全書12「海外登山」

ホームページ

 

 

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 〜遥かなる谷・ヤルルン〜  ヒーリングハイク in チベット プログラム日程

日次 都市名 時間 内容 食事
第 1日目 成田
成都
09:10
15:30
夕刻
中国国際航空422便で(北京経由)成都へ(朝食・昼食は機内食)
到着後、専用車で滞在ホテルへ
到着後、一旦お部屋にて休息
市内レストランにて夕食
成都泊



第 2日目 成都

ラサ
ツェタン


早朝
08:00
09:55


午後

専用車で成都空港へ
中国国際航空4401便にてラサへ(朝食は機内食)
到着後、専用車でツェタンへ
滞在ホテル到着後、一旦お部屋にて休息
市内レストランで昼食
ツェタンの街を散策
高度順応をかね、のんびり街を散策します
市内レストランで夕食
ツェタン泊







第 3日目 ツェタン
終日



ホテル内レストランにて朝食
ヤルルンの谷へ
チベット古代史が始まった古墳地帯をのんびり散策
地球創生の時代、人間の世界の流れ、遥かなる時の流れに思いを馳せます

お弁当の昼食
市内レストランで夕食
ツェタン泊





第 4日目 ツェタン
午前



午後
ホテル内レストランで朝食
チベット最古の王宮「ユンブ・ラカン」見学
紀元前2世紀頃に建てられたといわれるチベット最初の宮殿

チベットで最初にチンコー(大麦)が出来た「神の土」と言われるサラ村立寄る
市内レストランで昼食
周辺の農村をのんびり散策します
市内レストランで夕食
ツェタン泊






第 5日目 ツェタン

ラサ

午前

午後
ホテル内レストランにて朝食
専用車でラサへ
市内レストランで昼食
聖都ラサの象徴「ポタラ宮」見学
市内レストランで夕食
ラサ泊




第 6日目 ラサ
午前


午後

ホテル内レストランで朝食
ボンバリ山へ
人々が「神の山」と呼び、お祈りに訪れる山をゆったりとハイキング

市内レストランで昼食
「ジョカン寺」見学
チベット仏教の信者たちが巡礼する目的地でありチベット仏教の聖地

市内レストランで夕食
ラサ泊






第 7日目 ラサ

成都

10:50
12:40
午後

ホテル内レストランで朝食
中国国際航空4402便で成都へ(昼食は機内食)
到着後、一旦ホテルへ
「杜甫草堂」見学
「国やぶれて山河在り」と詠んだ詩聖・杜甫の草堂をのんびり歩きます
市内レストランで夕食
成都泊





第 8日目 成都


成田

午前
13:00
21:00
ホテル内レストランで朝食
専用車で空港へ
中国国際航空421便で(北京経由)成田へ (昼食は機内食)
到着後、解散


*上記受注型企画旅行のためのモデルコースです。 *天候などによりスケジュールが変更になる場合があります。

参考旅行期間   2008年6月14日(土)〜6月21日(土)7泊8日間
参考旅行代金   445,000円+諸税(約15,000円)
利用予定航空会社   中国国際航空など
利用予定ホテル   成都:岷山飯店、ツェタン:澤当飯店、ラサ:唐卡飯店
ゆっくり、ゆったり、ご滞在いただくため、ホテルの部屋は、全て 1人部屋を利用します!
食事   朝食6回、昼食5回、夕食7回(機内食除く)
添乗員   ファシリテーター以外に1名添乗員同行いたします
最少催行人員   5名
成都:岷山飯店 ツェタン:澤当飯店 ラサ:唐卡飯店


 




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過去参加者の感想

  • 私にとって行くべき時に行った意味のあることであったと感激しております。
    ヤルルンの谷やユンブ・ラカンの古代の王様の思いを馳せたり、神の土やラサ川の雄大な自然と空気、そこに住むチベット族の人たちに純粋な何か、文明に毒されない何かを感じました。人々の明るい笑顔のこちらの心が幸せになりました。
  • ポタラ宮、ジョカンは仏像ばかりで仏教徒ではない私は飽きてしまいましたが、やはり聖地なのですね。感激しています。
  • チベットに行って本当に良かった。人生が前向きになりました。ありがとうございました。
  • 体調があまりよくなく、油物が食べられませんでしたが、町の食堂やラーメン店等で地元の人たちと一緒出来たのが良かったと思います。

 


 




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