ホエールダイビング in ルルツ島･タヒチ

ホエールダイビング in ルルツ島･タヒチ
《２００３年９月》

～フリーダイバー松元恵の　クジラと出会い、海とひとつになる～

世界でも珍しいザトウクジラと泳げる
ルルツ島・タヒチの海で
心も身体も解き放たれる

《海･地球･宇宙とひとつになる》

海の中では意識や肉体を超えて、海や地球がダイレクトに流れ込む。時間の概念はなくなり、地球の意識とか愛とか海そのものといった通常の意識では理解できないことが、理解という形ではなく、一瞬にして全て伝わってくるような強烈で不思議な感覚。海に融け、そのものになる。あまりに人工的な現代の暮らしのなかで忘れかけていた、動物として自然と共生して生きる大切さを、身体の奥から思い出させてくれる。海に潜ってたどりつくのは、自分の内の、全てとつながっている場所なのかもしれない。

《故ジャック・マイヨールと松元恵》

素潜りで史上初めて１００ｍの壁を超え、フリーダイビングの神様といわれたジャック・マイヨール。トレーニングパートナーとしてトレーニングを重ねる中で、呼吸法をはじめとするトレーニングの重要性、安全管理の大切さなどはもちろん、自然に対する謙虚さ、畏敬の念なども育まれていった。

《松元恵プロフィール》



		スクーバーダイビング指導歴20年。ダイビングショップ BIG BLUE 代表。ジャック･マイヨールとの出会いがきっかけでフリーダイビングに目覚め、彼の日本におけるプールや海でのトレーニングパートナー役を務める。98年世界フリーダイビング世界大会に代表選手として5人中女性ひとりとして初出場。99年、「アプネアアカデミー」に単独留学。アプネアアカデミーインストラクターとして認定。以降、フリーダイビングワールドカップに毎年出場、好成績をおさめている。又、呼吸法やヨガ、気功など、独自のトレーニングを織り混ぜ、記録ではないメンタルな要素を重視したスキンダイビングを追求。現在、野生のイルカの生活を重視した｢イルカと出会うツアー｣やクジラと泳ぐ｢ホエールダイビングツアー｣などを中心に活動を行っている。また、継続形自然体験スクール“Be－Nature　School”では「海とひとつになる～内と外の水をつなぐ～」ワークショップを行っている。またフリーダイビングで活躍中の女優・高樹沙耶さんの指導者でもある。-> Big Blueウェブサイト

《ルルツ島･タヒチのご案内》

一般にタヒチの名で総称されるフランス領ポリネシアンは、東部南太平洋の広大な大海原に散在する島々で構成されています。最大の島であるタヒチ島は日本から９４４０kmにある。ルルツ島があるオーストラル諸島はタヒチ島から約１０００kmほど離れた場所にある。ルルツ島は１７６９年のクック船長によって発見された島。女性は素足で悠々と歩いている人達を見かけます。まだまだ文明に侵されてない自然な人間性と出会うことが出来ます。シュノーケリングでクジラに遭えるルルツ島は世界中から注目されている。



		位置：	タヒチ島から南に位置するオーストラル諸島に属する。直行便で約９０分。周囲は約３８ＫＭ。隆起したサンゴ礁と溶岩によって形成されてる。舗装道路はほとんどない。島の南側の道は道路事情がわるい（平坦でなく、街灯もない）ので、旅行客のみでのドライブはすすめられません。
		言語：	フランス語。タヒチ語。英語はＤＶサービス以外ではほとんど通じない。
		人口：	約２０００人。
		気候：	亜熱帯性気候に属し、平均気温は年間を通じて２６度前後。日中の日差しはそこそこ強いものの、木陰に入れば貿易風のおかげでさわやか。４月から１１月は雨の少ない時期で、抜けるような青空が広がる。
		服装：	朝晩は比較的涼しくなるので長袖、長ズボンを用意したほうがのぞましい。
		アクティビティ：	ホエールダイビングのほかにはスクーバダイビング、乗馬、サファリツアー、トレッキング、島内観光などができる。
		チップ：	旅人をいつでも暖かく迎え入れるのがタヒチアンの伝統であり、親切に対し金銭で報いるという。しかし１９９８年１月より新税法「TVA」が実施され、レストラン、バー、アクティビティー、ブティック、マーケットなどで１～３％の税金が加算されます。
		時差：	日本より１９時間遅れ。タヒチの正午は、日本時間だと翌日の午前７時。